被爆者の闘いは抵抗し続けた力の象徴


 27日、テクノプラザかつしかで東京都原爆犠牲者追悼のつどいが開催され出席。東友会(東京の被爆さ団体)代表があいさつの中で「唯一戦争被爆国である日本ご核兵器禁止条約を批准しないのは納得できない」と痛烈に批判する一方で、今回もまた小池知事、青木区長は、核兵器禁止条約には触れなかった。昨年、日本原水爆被害者団体協議会ノーベル平和賞を受賞したが、その授賞式では、被爆者が証言を語り伝えた運動があったからこそ、45年以降核兵器は使われなかったと被爆者の闘いを抵抗し続けた力の象徴と評価した。青戸平和公園には、2012年に品川・東海寺から移設された原爆犠牲差慰霊碑がある。そこには「われら生命もて ここに証す 原爆許すまじ」と刻まれている。「核武装は安上がり」などという政治家は失格だ。