
東京選挙区から立候補している参政党公認のさや候補が「核武装が最も安上がりだ」とのべ、核保有を主張していることがわかった。背筋が寒くなる主張だ。昨年、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞したことは、核兵器は使用してはならない、広島、長崎を繰りかえしてはいけないの声と運動が、人間として生きていく上でどれだけ崇高なのものなのかを現わしている。その願いを踏みにじるもので、こんな候補者を国会議員にしてはいけない。一方が軍拡をすれば、他方も軍拡、一方が核兵器を持てば、他方もそうなる、悪循環になるだけだ。今年は被爆80年、終戦80年、唯一戦争被爆国日本が進むべき道は、戦争しないと誓った憲法9条にもとづく平和外交であり、核兵器禁止条約をすみやかに批准し、核兵器廃絶のイニシアチブを発揮する外交だ。戦争の準備より、平和の準備を、その願いは、東京選挙区では吉良よし子、比例は日本共産党へ。