柴又地域の小学校統合について

 柴又小と東柴又小の統合についての説明会が開催された。私は柴又小体育館での説明会に参加したが、わかりやすい説明会だった。何がわかりやすかったかと言うと、いかに地域住民に知らせていないかということだ。3人の方が発言をしたが、Aさんは、説明会開催の周知期間が短い、Bさんは、学校改築と言うのは一生に一度あるかないかの大事業だから、きちんと知らせて学ばなければいいか悪いかの判断ができない、一度立ち止ってほしい、Cさんは、なぜ東柴又小に統合するのか、柴又小の跡地はどうするのか、と言う発言だった。要するに地域との話し合いがされていないということがわかった説明会だった。Aさんは「改築懇談会をライブ中継してほしい、動画でもいい、そうすれば活発な議論がされていることがわかるのではないか」とも言っていた。私も大賛成だ。どれだけ活発な議論がされていて、どれだけ地域の声が反映されているのか、真実が明らかになるだろう。
 Cさんの「なぜ東柴又小なのか」は、まさに知らされていない証拠だ。こういう強引なやり方で統合をすすめていることから、反対意見をおさえるために、今度は新しい統合小学校の校名まで早々ときめようとしている。スケジュールでは、統合小学校の運営開始は22か月後なのに。もう決まっているから、ということにしたいのだろうう。本当に卑劣だ。統合だけの問題ではなく、地域の問題を地域で話しあえない、まさに住民自治を否定することに地域の皆さんが黙っていないだろう。