小学生から「共産党じゃん」

 宣伝カーを運行しているといろんな反応があっておもしろい。昨日は小学生から「共産党じゃん」と言われてしまった。「共産党」はやはり全国ブランドで知名度抜群だ。訪問で対話をしてもそうだ。「共産党は言っていることはいいが、名前変えたら」と言われたので、「日本共産党の党名は104年目になるんですよ」と応えると、「こだわりがあるんですね、でも変えたほうがいい」と。裏金問題では「政治家はまじめにやってほしい」。この方とは初対面だったが結構対話になった。
 いよいよ都議選告示まで1か月を切った。25日(日)午後2時から、金町駅南口で和泉なおみ必勝のために志位和夫議長が演説をすることになった。衆議院で与党過半数割れという状況を作ったからには、自民党政治を変えるために野党はどういう立ち位置で活動するのかが問われている。国民民主党のように企業団体献金の禁止で自公と合意したり、日本維新の会のように高校授業料無償化と引き換えに大軍拡予算に賛成しているようでは、自公の助け舟となるだけで野党の責任は果たせない。消費税減税でも責任ある財源を示していかなければ、いつものように財源をどうするのかで逃げられてします。国会ではたつみコウタロー参議院議員が大企業・富裕層への優遇税制を改めれば恒久財源が作れると主張したら、石破首相も赤字国債に頼らない共産党は立派だと答弁している。この方向でいこうではないか。物価高で苦しいからこそ政党はどうあるべきか、志位和夫議長の演説をぜひ聞いていただきたい。