民主主義・地方自治を問う

 沖縄の基地問題を取り上げた映画「太陽の運命」、改めて沖縄の問題は日本の民主主義・地方自治を問うものだということを認識させられる映画だ。亡くなった翁長さんが、保守革新を超えてオール沖縄の立場で民主主義と地方自治とは何かを問い続けてきた大きな政治家だということがわかる映画だった。政府交渉で決裂した時の翁長さんの「少数だから多数に従え、何ていうのは品格のない国だと思う」「全力を尽くして辺野古移設を阻止させていただきます、と申し上げた」と言う言葉が胸に染み込む。県民が求めていないのに、日本政府が米軍基地を押し付けるという異常な事態が起きている。基地があるががゆえに危険と騒音にさらされ、米兵の犯罪が繰り返され、憲法で保障された人権が無視される、沖縄だけの問題ではなく、日本全体の問題だ。
 午後からは宣伝。演説している最中に手ふりもあり気持ちのいい宣伝となった。