都立定時制高校を守る都民集会


 第2回都立定時制高校を守る都民集会が開催され参加。1回目は緊急集会だったが、今回は準備された集会になったようだ。夜間中学の先生、定時制高校の先生、チャレンジスクールの先生、定時制高校のOB・OG、守る会の方々のリレートークは、定時制高校の存在意義がそれぞれの立場で語られた。
 夜間中学の先生は、75歳の生徒が高校進学を求めていること、定時制高校の先生は、都の調査でも定時制の生徒は全日制の生徒より身長が低いとの結果からも、貧困家庭が多いと思われるとの発言に、定時制高校の廃止を強行しようとしていることに胸が痛むy思いだ。
 いろんな理由で全日制の高校に行けなかった子どもが、学校に行きたいという願いに応えるのが教育行政ではないのか。葛飾区区立小中学校の不登校は1300人を超え、外国人も増えている。このことからも区内の多様性に応える教育環境を整えることは重要であり、その受け入れ先である定時制高校をなくしていいわけがない。
 昼間仕事をして、夜遠くの学校へ通うのは大変であり、続かなくなることも考えられる。都立定時制高校を守れ、都に声をあげていくことが重要だ。