青木区政は劣化している

 文教委員会20時に終了。今回、青木区政がいかに区議会と区民を愚弄しているかと言うことがはっきりした問題が2つある。
 一つは、世界的にもサッカーの強豪チームであるFCバルセロナの名を冠したバルサアカデミー葛飾校についてだ。このサッカースクールの事業を、協定先であるキッズチャレンジ未来が勝手に事業譲渡していたが、この事業譲渡には区のグラウンドを使用する優先権は含まれていないと繰り返し答弁をしてきた。しかし、本日、事業譲渡の条件としてグラウンドの優先権が含まれていることが明らかになった。キッズチャレンジとは3月末をもって協定を終了することになっているが、4月1日以降も、事業譲渡先の相手はグランドの優先利用を主張して、区に協定を迫っている。これに唯々諾々と従おうとしていることは問題だ。
 今一つは、学校プールの問題だ。本日、委員会では4件の請願が提出された。その内の一つに子どもの意見を聞いてほしいという請願があり、その中に学校プールの廃止計画があった。区は、「学校プール廃止計画はない」と答弁したので、私は、確認のために本当にないということでいいのかと確認をした。ところが、「学校プール廃止計画」と言う名称のものはないと言う答弁だった。あまりにもひどい答弁なので、「小学校に設置しないということは廃止ではないか」と繰り返し確認をしたところ、教育長は「学校プール廃止計画と言う名称のものはないが、内容は廃止である」と認めた。しかし、廃止計画があるのに、そのような名称の計画はない、これほど区議会と区民を愚弄するものはない。
 青木区政は、本当に劣化している。新しい区政をつくっていきたい、その思いを改めて強くした。