闘う弁護士集団


 昨日、私の事務所の法律相談でお世話になっている弁護士事務所、東部法律事務所の「新春のつどい」に参加させていただいた。2004年12月23日、区議団のアンケートや議会報告のビラをマンションに配布していた荒川庸生さんを住居侵入で逮捕するという葛飾ビラ配布弾圧事件がおきた。その時、この東部法律事務所を中心に弁護団が結成され闘いが始まったが、荒川さんと共に闘った弁護士のみなさんだ。
 このビラ配布事件は、一審無罪だったが、その後の高裁、最高裁は有罪となった。しかし、この事件は、ビラ配布の自由と知る権利について、ともに考えていくことを提起をしていたと思っている。荒川さん夫婦からは、この事件を振り返っての冊子をいただき、あらためて自由と民主主義、そして、その権利は闘わなければ失ってしまうことを思い起こさせてくれる冊子だ。
 この闘いを発展させ、国民救援会葛飾支部が再結成され、さまざまなえん罪事件との闘い、戦前の社会変革に命をかけて闘ってきた人たちを検証する活動をすすめている。私もその活動に参加して闘いに学んでいきたいと思っている。