柴又小・東柴又小は単独改築を


 柴又地域の学校改築についての説明会が開催されたが、その資料に、柴又小学校の単独改築では、東柴又小と桜道中の体育館は1階のままになると書いてある。要するに、柴又小と東柴又小の統合を認めなければ、柴又小だけの改築となり、東柴又小と桜道中の改築はしないということだ。こんな方針をだしたら、桜道中の改築を望む地域の方々が統合に反対できるはずがない。子どもたちにとってより良い教育環境より、統合さきにありき、統合したほうが改築コストもかからない、工期も短縮できるという考えた方が優先しているし、そのために桜道中の改築を盾にとって反対できないよう脅しているとしか言いようがない。
 この間、東金町小学校を改築したものの、急激に児童が増え増築をするだけでなく、学区域を変更しなければならなくなるなど、先の見通しを誤った改築計画が問われている。葛飾では不登校の児童生徒が1000人を超える状況もあり、世界の流れからも、1クラスの人数を減らして、教員を増やし、1人ひとりに目が行き届く学校を作っていかなければならない。そういう先のことを考えれば、果たして統合でいいのかが問われるのではないか。教育環境をどう整えるか、と言う視点から統合は再検討されるべきではないか。