葛飾区が子どもの世論調査を実施

 区は、小学5年生から中学3年生までの世論調査を初めて実施した。今後の区政運営にとっても重要な指標となる。たとえば「葛飾区に増やしてほしいものは」の問いに、1位公園、2位プール、3位運動場、4位自習スペース、5位体育館と続いている。ところが区は、学校プールの全廃を打ち出し、せっかく取得した東新小岩の運動場も、いずれは解体しスタジアム建設に突き進むなど、逆行している。「子どもの権利条例」を「知っている」は、わずか15%であり、全庁的にも位置付けが弱いことがわかる。特に教育長は、子どもの意見表明権について「子どもの意見を聞かなければならないという解釈はできない」という暴言を吐き、教育行政のトップとしてふさわしくない態度をとり続けていることは問題であり撤回すべきだ。
 劇団昴「クリスマスキャロル」、やっと最終日に観劇することができた。過去の間違いを正してこそ未来に進むことができる。