韓国大統領による戒厳令。1人に権力を集中した結果、起こるべくしておきた結果ではないか。それでも国会議員と民衆の奮起で撤回させることができたのは、やはり国民の闘いで政治を動かすことができるということを示いしている。日本の過去の侵略戦争が止まらなかったのは、1人の権力者(天皇)によるものだが、そうならないように国民自身の普段の努力、国民による監視と闘いが必要だというのが日本国憲法だ。
憲法で定められた国民の権利を守っていくためには、間違ったことに対して「NO!」と言える普段の努力が必要だ。少数であっても、その「NO!」が正しければ、多数になっていく。公務労働であろうが、民間労働であろうが、労働組合を通じて声をあげれば「NO!」と言うことはできる。権力者を監視するのは国民だ。