本日は文教委員会で、柴又地域の学校改築についての報告があった。柴又小と東柴又小の統合を認めなければ、柴又小の単独改築とし、東柴又小と桜道中の建替えは行わないという方針がいかに間違っているかを改めて指摘した。なぜなら、2つの小学校の統合には反対だが、桜道中の建替えには賛成と言う意見は無視されるからだ。柴又地域における子供たちの教育環境をどうするかではなく、統合先にありきで、それ以外は認めないという区教委の乱暴な姿勢が現れている。
この姿勢は、新宿、お花茶屋に整備するとしている学校の水泳指導優先で使う屋内温水プールと同じで、地域住民から出されたプール建設に異議を唱えた意見を削除して、質疑応答の資料を住民に配布していることにも現れている。説明会の開催日時を文教委員には隠していたことも明らかになった。
さらに学校外のプールに移動するためのバス移動の問題でも、駐停車禁止区域でバスを配車していることについて、法令に反することは問題があるといいながら、改善することに背を向ける姿勢は、いかがなものか。国会議員が問題をおこしても責任をとらない姿勢が、どれだけ政治不信を招いているか、そのことを考えただけでも、交通ルールを守らない区教委の姿勢は、子どもたちにどれだけの悪影響を与えるだろうか。区教委の無責任さと無反省ぶりはあげればきりがない。教育行政のトップの姿勢が一番問われていると思った委員会だった。