STOPインボイスシンポジウムが東京土建葛飾支部会館で開催。STOPinインボイスを立ち上げた小泉さんは、自ら個人事業主だったが特に問題意識を持たずにいたが、子どもをつくるのにどうしてこんなに多額の税金を負担しなくてはいけないのかという怒りが沸き起こり、ネットで情報収集する中で全商連のHPにたどりつきネット署名を始めた経緯、実際、インボイスが始まったら、価格交渉はできない、取引先辛インボイスを登録しているか、していなければ登録するきはあるか、いつから登録するかの「お伺い」も実質の圧力である「サイレント取引排除」があることが報告された。
その後、中小業者、劇団関係者、個人タクシーなどのパネラーから、インボイスについて、取引先からの具体的な圧力、それに抗してインボイス登録をしなくてもやっていこうとしている闘い、まだまだ知られていない現状などの報告がされたが、具体的でわかりやすい報告だった。税理士からは消費税をなくす税理士の会は、各政党に質問状を送り、インボイスについて自民は「賛成」、公明・維新は「無回答」、その他の政党は「賛成」と言う回答だったので、働きかけいかんでは変えていけると激励があった。
消費者に関係ないと思っている人も多いが、小泉さんからは、今まで買っていた和菓子屋さんはインボイス登録していないから買わないように会社内で通達が出ていたと報告、パネラーからは、俳優は個人事業主であり、インボイスで消費税の負担が重くなれば俳優業を続けることができずやめることになる、バス路線がなくなり交通不便地域となった高齢者にとっては、地域に密着した個人タクシーがなくなればどれだけ困るのか、などが語られた。
1人ひとりではできないが、みんなで声をあげていくことが大事で、労働組合や団体などの取り組みは本当に重要だということが共有できたのではないか。インボイス廃止!力をあわせよう。