マイナ保険証の登録解除

 12月2日から紙の保険証の新規発行がされなくなる。これに伴って、来年7月に期限がきれる現在の保険証に代わって「資格確認証」が交付されるので、とりあえずは心配いらない。しかし、この「資格確認証」はマイナ保険証を使っているかどうかに関わらず、登録している方には交付されない。来年のこの時期に大混乱が予想される。
 登録を解除すれば「資格確認証」は交付される。国は、10月28日からマイナ保険証の登録解除の申請ができるとしており、自治体によっては10月25日ころから、登録解除ができる旨をホームページで周知していた。ところが葛飾区は、一切周知していない。やっと11日頃、ホームページ上で「マイナ保険証の利用登録解除について」をアップし、12月2日から国保年金課(区役所3階315番)窓口で受け付けるとしている。なぜ12月2日なのか。
 青木区長は、「私はマイナカードは賛成」と主張するくらいなので、登録解除をさせない、あるいは周知しない立場であっても、国ができるというのに、その案内をしないのは問題だ。
 混乱を避けるためにも、国保、後期医療については、区の責任で「資格確認証」は全員に交付すべきだし、登録解除も個別に周知すべきではないか。