税金は有効に活用すべき


 区役所2階に展示してある税のコンクールでの小学6年生の作品。「まきあげられた税金だから有効に活用しよう」、この「まきあげられた」と言う表現がいい。まきあげられた税金が政党助成金となって日本共産党以外の政党に山分けされて、先の総選挙では、自民党の公認候補と裏金議員で非公認となった候補者にも等しく政党助成金で2000万円が振り込まれたことに怒りが爆発して、自公は過半数割れとなった。まきあげられた税金は有効に活用すべきだという主張は、あまりにも正しい。政党・政治家は、この声に真剣に向き合うべきだ。東京17区では、平沢勝栄氏が小選挙区では当選したものの、裏金問題、2000万円の政党助成金の振り込み、選挙後に自民党会派入りについて説明責任は一切果たしていない。
 自公過半数割れと言う新しい国会のもとで、企業団体献金の禁止で金権腐敗政治を一層し、政治の信頼を勝ち取るかどうか、各党の態度が問われている。