ノーベル平和賞に日本被団協

 ノーベル平和賞日本被団協が受賞した。被爆者自信が核兵器廃絶を訴えてきた。自ら被爆していることを語ることは、そのこと自身が大変なことだったと思う。その活動が国際社会を動かし、核兵器禁止条約を発効する力となった。ノーベル平和賞にふさわしい活動だ。来年は被爆80年、唯一戦争被爆国の日本が核兵器禁止条約を批准することを願っている。いや批准させる年にしなくてはならない。
 私たち区議団は、先の定例会で核兵器禁止条約の締結国会議に日本政府がオブザーバー参加することを求める意見書を提案したが、自民、公明、区連が反対し本会議には上程されなかった。8月、公明党の当時の代表が締約国会議にオブザーバー参加すべきと言っていたのに、なぜ区議会で反対するのだろうか。ノーベル平和賞を受賞したからには、人間として死ぬことも生きていくことも許さない核兵器の恐ろしさについて真剣に考えていくことが必要だ。日本は一日も早く核兵器禁止条約を批准すべきだ。