子どもたちに学校プールを!葛飾連絡会結成1周年記念講演会が開催された。大阪の公立小学校の佐々木盛文校長に「なぜ学校に水泳学習が必要なのか」と題して講演をしていただいた。泳力だけでなく友達とのかかわりを持ち、水に顔もつけることができない子が「できた」、泳げる子は、できない友達に教えるだけでなく、なぜ自分は泳げるようになったのかをわかる、人間として支えあうことの大切さを学ぶことが体育(水泳)では必要だということを教えていただいた。またそんな関係から子どものアンケートには、友達から教えれもらったなど、友達のことを書いていることが多くなっているとのことだった。
葛飾区のようにインストラクターに丸投げしていれば、友達とのかかわりではなく、インストラクターとの関係だけになってしまい、子どものアンケートにはインストラクターとの関係はあったが、友達との関係の記述は一切なかった。
今回の講演会は、学校における水泳学習はどうあるべきかについての講演で、これからの運動の励みになる講演となった。終了後の懇親会では、佐々木先生以外に、水泳指導の研究実践をしている3人の先生とも交流ができ、今後の運動に関わっていただけることになり、勇気百倍だ。