昨日開催された日本共産党地区役員講座で紹介された9月2日付けの朝日新聞。私も購読しているがまったく知らなかったので驚いた。記事は裏金事件の特集で「見えないカネ」と題して5回特集だった。1回目の冒頭で、「きっかけは、ひとつの新聞記事だった。…2022年11月のしんぶん赤旗日曜版。自民党の5派閥が、政治資金を集めるために開いたパーティーの収入を、政治資金収支報告書に記載していないことを報じた。これがやがて裏金事件として党を揺るがし、岸田文雄首相の退陣までつながっていく」とある。続いて、しんぶん赤旗の記事を世に広げたのが神戸学院大の上脇教授だ。
しんぶん赤旗のスクープがきっかけとなり、世論と運動、国会での追及で岸田退陣に追いつめた、キチンと報道していただきうれしい限りだ。ここまで評価されれば、それに応えていかなければ。自民党総裁選が、岸田退陣の最大の理由である統一協会との癒着や裏金事件の真相解明に背を向けていることからも、この政党に日本の政治のかじ取りをまかせるわけにはいかないということがあきらかになってきている。いよいよ総選挙で決着をつける時だ。