区役所建替え 住民訴訟方向集会


 本日、立石北口再開発問題での住民訴訟報告集会が会場のレインボーホールがいっぱいとなる参加で開催された。弁護団から第1回公判の内容の報告を受けたが、区は住民訴訟の対象にならないと早々と打ち切ろうとしていることが報告された。これに対して弁護団は、そもそも権利返還で取得する権利床の価格が高すぎること、区が内装費込みだから高いというが、内装費の内容は不明であること、3年前の総事業費930億円が、現在いくらになっているのか、などを争点に争うことが報告された。
 この裁判をすすめるためにも、「住民訴訟を進める会」は、裁判所あての署名とともに、カンパの訴えがあった。第2回公判は10月30日。

 区長選に立候補した梅田信利氏が参加しており「みんなで声を上げたことが一番重要だ。一緒に頑張っていこう」との訴えがあった。
 区は、この間の物価高騰で総事業費がいくらになるのかの試算を8月中には公表できると組合が言っているとしていたが、その時期が迫っている。江戸川区の区役所建替えも北区の北とぴあの改修も事業費が2倍近くになっていることが報じられているが、そうなった場合、立石北口再開発の事業計画がそのままでいいのかも裁判と合わせて問われることになる。「みんなで声を上げた」、その声をさらに広げる時だ。