教育関係者との懇談

 今日は教育関係者との懇談。すべての問題が教員不足からきていることがリアルに聞けて改めて政治の矛盾に怒りがこみあげてきた。給食無償化になって保護者から給食費を集める仕事がなくなっても、給食費を免除する書類を集める仕事が新たに増えた。小学校では離席する児童が増え、その対応のための人もいない。中学校の部活も時期によっては土日がすべて顧問としての活動に割かれてしまう。勉強が難しくついていけず不登校になってしまう……。「せめて小学校は今の2倍に教員に、中学校は0.5倍増やして2倍に」と切実な話だった。
 教員の働き方の問題でもあるが、教員を増やして働き方を改善していくことは、実は児童生徒の発達段階に応じた教育実践につながることが改めて実感できた。定期的に話を聞いていかなくては。