東京大空襲資料展


 9日~12日まで浅草公会堂で東京大空襲資料展が開催されている。本日3月10日は、その大空襲から78年目になる。会場は、いつもより若い人の姿が多かったように感じた。展示されている写真や資料などを見ると、二度と繰り返してはいけない、という思いが沸き起こってくる。多くの方々に足を運んでいただきたい資料展だ。
 戦争は、国民が知らないうちに、国民に知らせないまま突入していく。先日の国会での小池晃参議院議員の質問は、岸田政権が、日本が核兵器や生物・化学兵器で攻撃されることを想定して基地の強靭化などを進めていることを告発するものだったが、大手マスコミは、ほとんど取り上げなかった。敵基地攻撃能力で先制攻撃をすれば日本が攻撃対象になることを想定して、岸田政権は、軍事費の2倍化をすすめている。マスコミが知らせなければ、自分たちで知らせていくしかない。
 それにしても浅草は、やはり観光地で平日なのに人、人、人で賑わっていた。平和ってすごいものだ。