大軍拡許すな

 「ラーゲリより愛を込めて」を鑑賞。終戦から12年、私が生まれる2年前、生き残った仲間が遺族のもとへ行き、遺書を読み上げるところから涙がが止まらずマスクが濡れてしまった。年末に本を片付けていたところ「指の骨」という本がでてきて読み返したところ、飢えをしのぐために死んでいった仲間の指を切り落とし焼いて食べる…。「これも戦争なのか」と問いかける小説だった。二度と繰り返してはいけない、大軍拡許すなという思いを改めて強くした。