何もわからない

 本日、危機管理対策特別委員会が開催され、その中でコロナ対策本部の取り組みについて方向がされた。そこで、東京都のPCR検査無料化事業が現在21か所で実施しているというので、一か所何件位検査しているのか、これまで何人の検査をしたのかを聞くと「わからない」。陽性者の状況に応じて訪問看護をしているというので、何人位いるのかと聞くと「わからない」。パルスオキシメーターや配食サービスを受けている方は何人位いるのかと聞くと「わからない」。何もわからず、現況も実態もわからないのであれば、次の対策もできないではないか、陽性になって毎日不安で過ごしている区民がいるのに、どうなのかと追及した。
 さすがに与党議員も黙ってはいられず、対策本部とは一体何なのかと次々に追及する委員会になった。これが正常と言えば正常なのだが。少なくとも青木区政のやる気のなさ、緊張感のなさが現れた委員会だった。