備えあれば憂いなし

 オミクロン株で感染が急拡大している。しかし、第6波に備えることは、第5波のときにもわかっていたはずだ。共産党が求めていた大規模な無料のPCR検査が一部実施されたことは評価できるが、たとえば葛飾区内では、薬局6か所だけで不充分だ。検査会場を増やし、早期発見、保護治療につなげる対策が必要だ。
 沖縄では、米軍由来の感染が爆発している。日本の検疫権が及ばない日米地域協定は抜本的に改正すべきだ。
 葛飾では来年度、感染症対策の人材育成をするというが、専門職の体制を日常的に作っていくことが、最大の感染証対策ではないのか。ロナ災害でも、震災でも、備えあれば憂いなしだ。