後から考える

 区教委は、学校プールを全廃し民間の温水プールで対応するというが、学校からの移動時間、その間の安全対策、特別支援の固定学級の児童への対応、途中で具合が悪くなったらどうするか、見学者はどうするか、夏季休業中の水泳指導、施設開放などの課題について、区教委は「後で考える」と繰り返し答弁していた。
 結局、子どもを犠牲にすれば済むという発想でしかない。学校にプールはいらない、というメッセージは、コロナ禍のもとで子どもたちにとって最悪のメッセージになるのではないか。