都知事選は悔しい結果だが、宇都宮けんじさんの記者会見で都政のさまざまな問題点を明らかにすることができた、と述べたことに実感をもち、胸に落ちた。宇津宮さんが立候補したからこそ、都政の問題点が都民の前に明らかになったという点で、まず宇都宮けんじさんに、ありがとうございます、とお礼を述べたい。また会見で小池知事に「風通しのいい都政にしていただきたい」と述べられたが、この謙虚な姿勢に頭が下がる思いだ。
10代、20代の支持率が山本氏、小野氏よりも高かったことは、宇都宮さんがコツコツと取り組んできた、反貧困、弱者救済の市民運動が若い世代への共感となって広がっていたのではないか、と思う。サンダース現象だろうか。
