ネット学習、子どもたちを置き去りにするな

 本日の文教委員会でネット教材を活用した学習支援の報告があった。先月10日に報告があり、21日までにその教材が配布され、すでに始まっている。その10日の委員会でもネット環境のない困難家庭への支援を問題にしたが、今日は、何と500人の中学生がネット環境がないということがわかった。もう1か月以上経つのに何の対応もしていなかったことに怒りを覚える。小学生はこれから把握するというのも問題だ。この非常時にスピードがない。国が前倒しでタブレットを配布する、東京都が端末を提供する、と言い訳していたが、葛飾の子どもたちだ。一人も置き去りにすることなく、思い切った予算をつけてタブレットなどを提供するよう求めた。
 実は、委員会終了後にわかったのだが、500人と言う人数は、中学校6校で調査した平均が6%で、単純計算で言っていたのだ。一人ひとりの生徒に寄り添うという気持ちのなさが現れている。情けないことだ。
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 今週の朝宣伝は、写真ニュースを持ってのスタンディング。「頑張ってください」と初めて会う方に声をかけられ、自粛と補償はセットのポスターをスマホで写真をとる方もいた。仕事に行かざるを得ない人たちがいる中で、何かをせざるを得ない気持ちで駅に立っている。