区教育長の通知

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 補償と自粛はセットの新しい赤旗写真ニュースを貼りだして朝の宣伝。
 本日付けで区教育長が学校・幼稚園に通知を出している。その中でインタネット学習、栄養バランスのとれた食事、安全な環境下で体操、ジョギング、散歩、縄跳び等の適度な運動、家庭学習に必要な教材の配布などが記載されている。
 本日の文教委員会で、その真意を確認する質疑をおこなった。インタネット学習では、ネット環境のない家庭がどれくらいなのかの把握がなく、「もしなければ各校に40台のタブレットがあるので使ってもらえる」という答弁だが、「5月6日まで登校日はない」という通知なので本気度が問われる。
 栄養バランスのとれた食事というなら希望者に給食を。それができないなら就学援助世帯には昼食代の補助を。これに対し「精査して検討する」との答弁。スピード感を持って対応してほしいものだ。
 安全な環境下とはどこかの問に、「自宅、公園など」と答弁。さすがに自宅でジョギング、縄跳びはないでしょ。「自宅」と言ったところに真剣さに欠ける。公園は確かにありだが、「ウイルスに効く飴をあげる」という変質者も現れており、学校の校庭や体育館で日時や学年を決めて教職員を配置した方が公園より安全だ。そうすれば1カ月の間に1回~2回、友達や先生とも会えると主張すると、「検討する」との答えなので、実施してほしいものだ。
 図書を届けることも質問。図書館では学年に応じたおすすめの本をピックアップしているが、せめて1年生に届けたらどうか。またブックスタート(3~4カ月児)、セカンドブック(3歳児)の事業は健診時に絵本の引換券を渡すのだが、検診が中止になっているので行われていないので、届けたらどうか。「技術的には可能」と言いながらも否定的。せっかく学習教材を渡す日が設定され保護者が来るのだから、1年生には保護者が来た時に渡せるし、乳幼児には郵送すればいい。本や絵本が届けば、それだけでも心が和むのではないか。
 一方、プレミアム商品券のプレミアムを10%から20%に拡大し当初予算の2.2倍に。緊急融資も受付を9月まで延長するなど、強化している。また、区長メッセージには「働く保護者を支援するための保育園・学童の継続」となっており安心して預けられることになっている。
 現在の国難を乗り越えるには、やれることはすべてやらなければならない。