区議団で首都圏外郭放水路の視察に行ってきた。大落利根川、幸松川、倉松川、中川などの川が増水してきたら、5つの立杭へ流し、そこから国道16号の下を通る6.3kmものトンネルを通って、「地下神殿」とも言われる巨大水槽へ流し込み江戸川に排水するシステムで、これによって洪水を防いでいる。
「地下の柱がなかったら施設が宙に浮くことになる。水の中に浮輪を入れた所を想像してほしい」と国土交通省江戸川河川事務所の方からの丁寧な説明を聞き、結果として「地下神殿」といわれる施設になったことが分かった。
3つの見学コースがあるとのことだが、110段の階段の上り下りができることが条件だ。確かに上りはきつかった。