消費税8%による税収増

 葛飾区の今年度予算において、消費税8%による税収増が当初見込みを15億円上回っていることが、来年度予算案の発表でわかった。本来、それをどう暮らしに活用するかが問われるのだが、区は、この15億円をそっくりそのまま庁舎建て替え基金に積み増しをする補正予算案をだしてきた。
 それ以外にも当初見込みを上回る収入なども含めると87億円もの積み増しで、基金残高は1000億円を突破している。
 葛飾区の国保料は、全都で一番高く、介護保険料も23区で3番目に高い。何らかの形で保険料を抑制するだけの財源はあるのに、来年度も国保料の値上げを押し付けようとしている。17日から予算議会が始まる。