兵庫県福崎町のもち麦麺を買ったらお礼状と一緒に町長の所信表明も届いた。共産党員町長だ。その中でたいしたものだと思った所を紹介したい。
「第1の柱は、科学の心で知を力にしたまちづくりであります。私は、生涯で2つの大きな神話に裏切られた経験を持っています。国民学校4年生の時に日本は戦争に負けました。神風が吹いて敵国の軍隊は吹き飛ばされるという神話を信じていましたが、とうとう最後まで吹きませんでした。次は、原子力発電の安全神話であります。原子力は最もクリーンなエネルギーで、発電所は最高の防護設計でつくられているので安心だと言われ、費用も安価だと説明されていました。この神話も3.11の大津波によって、海の彼方に流されていきました」。だからこそ科学の力でのまちづくりを町議会で所信表明したところがすごいと思う。やっぱり共産党員町長だ。