総合庁舎の耐用年数65年には無理がある

 区は庁舎建替えの根拠に耐用年数65年を持ち出している。ところがその耐用年数の根拠が崩れてしまった。コンクリート強度の調査結果で45カ所の内、耐用年数65年と言えるのはわずか4カ所、あとは65年以上に、中には100年もつという結果も出ている。
 この結果から区は「一般(65年)から標準(100年)の中間」という評価をしたのだが、それなら85年になる。耐用年数65年にはかなり無理がある。
 建替えに執着するのではなく、部分補強などで長く大事に使うことを選択すべきだ。