請願権を否定するのか

 住民税均等割20%増税の撤回を求める請願がだされた。特別区税条例の改正が必要なものだが、当然、住民の請願を優先して審議すべきだと主張するも、委員長(公明党)が議案が先だとし、条例が採決された後になった。
 しかし、結果が出た後に審査をする、これほど憲法で保障された請願権を否定するやり方はない。陳述人からも「矛盾を感じる」と指摘がされたほどだ。午前10時に来て、始まったのは午後3時半だった。
 委員長が請願を優先すると言えばそれですむ問題だ。しかし、それができない葛飾区議会は区民からは異常だと映ったに違いない。本当に情けない。