ブロッコリーに負けるなんて


地域の方にいただいたブロッコリー。自家菜園だそうだ。今日は休肝日と決意したが、自家菜園のブロッコリーに負けてしまった。

 前衛4月号に郡山農民連の方の詩が紹介されていた。
 「一、田畑を耕すことを止められ 家畜と引き離され 村を追われた人たち 海を、大地を、水を、空気を、故郷を 汚したもの達を決して許さない 種もみの甘酸っぱい香り
乾いた田んぼに水が染み渡るあのひととき 蛙が鳴く夕暮れのあぜ道
 一、海を返せ、大地を返せ、故郷を返せ、田畑を返せ、人々の営みを返せ 耕すことの喜びを、誇りを、魂を 研ぎ澄ました鍬をもて 鍬をもってたたかえ」

 放射能は目に見えず、においもない、色もない、だからこそ、その対策は人間の認識によってさまざまだ。認識を発展させるたたかいがなければ対策は不十分なままで終わってしまう。何ができるか知恵のだしどころだ。