議会の政策能力が問われる

 葛飾区の庁舎は大地震が来ても「大きな補修は必要なく使用できる」と診断されている。したがって建て替えは急ぐことなく、むしろメンテナンスや補強などで大事に長く使っていくことが求められる。
 しかし、区は建替えのためにせっせと基金を積立、今33億円にもなっている。本日の予算審査特別委員会で、この33億円を使って予算を組み替える提案をした。防災も福祉も教育も充実させることができるのに、他党は審議もせずに否決したが、議会としての政策能力が問われる問題ではないだろうか。