2回目のボランティア

 25日〜27日に宮城県石巻へボランティアに行ってきた。前回は社会福祉協議会のボランティアセンターだったが、今回は、共産党のボランティアセンターだ。葛飾から11人参加した。被災状況はとても言葉で言い表せない状況だ。

 党救援センター前にて。腰の所まで浸水したそうだ。

 センター前に救援物資が積まれる。初日は物資の仕分け。Tシャツや女性用の夏の肌着が必要とのこと。

 2日目は泥かき。押入れの中から1円玉、5円玉が見えた。一瞬にして生活を奪われたことに胸が痛む。現地の方に聞いたら、避難所や親せきのところに避難しているので本人に伝えると言ってくれた。
 3日目は、聞き取りボランティア。3つのグループにわかれて「何か困っていることはありませんか」と一軒一軒訪問。最初、留守が多いと思ったが、そうではなくて5日間1メートル30センチ浸水したため、住める状況ではなかった。畳やフローリングの張り替えが終わった家はわずかだった。「もっと早くきてほしかった」と言われたが申し訳ないと思うと同時に、一日も早く戻れるよう、行政に光をあてさせることも必要だと感じる。
 女川の被災状況を見て帰ってきたが、まだ自衛隊が作業をしている段階だった。お年寄りが一人一か所を見つめていたが、きっと家があったのだろう。


 センターには志位委員長、市田書記長からのメッセージ、ベトナムからの激励の手紙も。