小菅拘置所を視察


 14日の建設環境委員会で小菅拘置所を視察した。職員から「ようこそいらっしゃいました」と迎えられたが、ちょっと変な感じだ。
 3010名の定員に対して現在1984名が収容されている。窃盗などの犯罪が一番多いのかと思ったら、何と覚せい剤がトップで23%を占めている。
 年齢では20代・30代で45.5%と半数近い。若い世代の犯罪が増えるのは、展望を見出すことができないからだろうか。
 建物の屋上にある運動場は狭く、外へでて土を踏むことはできない。人権の観点から問題にされている。外へ出られないので、これまでの拘置所の周りの高い塀も取り壊されつつある。