5年目にしてやっと1か所

 新宿1丁目に区内で初めて小規模多機能型居宅介護が5月1日に開設される。通所とショートスティを利用できる地域密着の施設で在宅介護には欠かせない。区は2006年〜2009年までに7か所を目標にしたが、1か所もできず、5年目にしてやっと1か所の開設となった。
 なぜかと言うと、区が介護施設や事業について、民間が整備・実施するなら支援するという民間まかせの姿勢だからだ。しかし、これでは進まない。もっと介護者や要介護者の立場にたって積極的な役割を果たすべきだ。
 ちなみに施設の名称は「(仮称)紋どころ」だそうだ。