高砂団地建替え問題、東京都は居住者に説明責任を果たすべきだ


 高砂団地建替え工事が進んでいる。現居住者の移転がすべて終わるのは後5年位はかかるが、来年度には一部の居住者が移転する計画になっていた。しかし、その一部も来年春と再来年春の2回に分けて移転することになったという。
 本来ならば家主である東京都がその理由を居住者に説明しなければならない。しかし、説明は一切ない。一方、自治会は、東京都から連絡があり、自治会のニュースで来年と再来年になったことをただ伝えている。
 東京都は、住民の組織である自治会に伝えたから問題ないというかもしれないが、自治会は東京都の機関ではないし、建替えも都と自治会の関係ではなく、都と居住者の関係だ。
 東京都は、自治会に丸投げするのではなく、居住者に対する説明責任を果たすべきだ。