悪質な計画決定の強行は、禍根を残すだけだ

 16日、区都市計画審議会が開催された。金町南口駅前再開発の都市計画決定が議案だ。当日は、私も含め35人の傍聴で、その内20人位は、スーツ姿で見るからに再開発推進の建設会社の人間だ。傍聴人が多いせいか会場は緊張感があった。
 駅前の超高層ビルの2階テナントはガラガラだ。そのことに対する不安は払しょくできず、同じような高層ビル計画に慎重にならざるを得ない状況にもなっていた。中には「再開発の作戦をたてなおすべきだ」という意見もだされた。それだったら反対してほしかった。
 結果は、わが党議員ともう一人の2人が反対した。勝手にエリアを変更するという悪質な計画決定の強行は、葛飾区のまちづくりに禍根を残すだけだ。