障害者の命がけの闘いを「知らない」とは情けない

 今日は、予算の総括質疑だった。「暮らしが大変な時、家計を応援する新たな施策はやっているか」の質問に、区は具体的な答弁ができなかった。自慢できる施策がないからだ。区が実施している事業や区民の生活実態について、まともに答弁できる部長も少ない。

 驚いたのは障害者自立支援法について国が謝罪し、障害者の原告団と和解したことを「知らない」と答えたことだ。障害者が命がけで闘い政治を動かした画期的な出来事なのに「知らない」とは、あまりにも情けない。

 国が障害者福祉サービスの応益負担を廃止する方向をだしているのに、区は、4月からガイドヘルパーを利用している人の内、40人から1割の利用料を取り立てようとしている。逆行している。