「コンクリートから暮らしへ」区議選の大争点

 柴又帝釈天や寅さん記念館を見学した後、河川敷へ。映画「男はつらいよ」の中で寅さんが歩く土手から眺める風景は「えっ!ここ東京なの?」と思わず声にでるような風景です。もっと親子連れで遊びに来ていただきたいところです。つい最近、この河川敷の近くにマンションが建ち、山本亭の庭園や帝釈天の境内などが見えにくくなりました。

 区内でも高層マンションが増え、自然とのふれあいも難しくなってきています。

若い人たちが住みたくなる、そしてお年寄りにとっても安心できる街づくりが求められています。子どもたちが安心して遊べる公園がたくさんあり、お年寄りが気軽に寄れるサロン(休憩所)のような場所、お父さんやお母さんが安心して仕事ができるよう保育園や学童も増やすことが必要です。

 葛飾区は、今後3年間で金町駅前、立石駅前の大型開発、いわゆるコンクリート事業には150億円の税金を注ぎこむ計画を自民・公明・民主の賛成で進めています。国の政治が「コンクリートから人へ」と政治の転換が図られようとしている時、いつまでも古い自民党型区政のままで良いのでしょうか。

 「コンクリートから暮らしへ」今度の区議選の大争点です。