当落線上の大接戦、大激戦、和泉なおみ候補は最後まで政策を訴えている。物価高騰からどうやって暮らしを守るのか。消費税減税が最も効果的だから消費税減税、その財源を提案している。確かに東京都が消費税を減税できるわけではないが、都議選の結果は、続く参院選に大きな影響を与えることになる。だからこそ消費税減税とその財源を示している政党が伸びる必要がある。葛飾区の公営掲示板に貼られている候補者ポスターで消費税減税を主張している候補者は和泉なおみただ一人だ。
共産党は議席が少なく力がない、この疑問にも応える演説をしているのが和泉なおみ候補。東京では共産党都議団は19議席で野党第一党、国会で言えば100議席に匹敵する。野党第一党として提案するだけでなく、他の野党との共同を追及し、まとめ上げて実現するまで粘り強く取り組んでいるのが日本共産党都議団だ。シルバーパスの値下げ、学校給食無償化など自民、都民ファ、公明が反対しても何回も何回も条例提案し実現の道を切り開いてきた。その都議団をまとめているのが幹事長の和泉なおみ候補だ。都民の暮らしを支える一票を和泉なおみに託していただきたい。明日22日が投票日。
子どもたちも聞き入る演説
本日、私の活動地域での和泉なおみ候補の演説は3か所、最後は金町公園だったが、公園で遊んでいた子どもたちが寄ってきて、和泉候補の目の前に7人位、候補者カーの後ろに8人位、最後まで聞いてくれた。終わった後も和泉候補と楽しそうに話していた姿が印象的だった。和泉候補は小さい時に両親が離婚し、幼い妹2人の保育園の送り迎え、また父親の仕事がうまくいかず電気ガスを止められた経験をしている。だからこそ悩みや苦労に寄り添うことができる政治家と言える。そしてそんな苦労を子どもたちにさせたくないという気持ちがあり、演説にも力が入っていた。
炎天下の中でも、物価高騰から暮らし守る政策、野党第一党の都議団の活動、今後の公約などわかりやすく訴えている。19日、13時、亀有駅南口に市田忠義副委員長が応援に駆け付ける予定だ。何としても押し上げてなくては。
都議会野党第一党の共産党が伸びれば政治は変わる
本日、山添拓参議院議員の応援を受け和泉なおみ候補が金町駅で演説。「共産党はいいこと言うが力がないと思っている方が多いのでは。しかし、共産党が伸びれば政治は変わる、これをどこよりも実践しているのが、東京なんです」と訴え、都議会野党第一党として他の野党との共同をつくりながら、条例提案も単独ではなく学校給食無償化は野党4会派で共同提案、シルバーパスの値下げ条例には3分の1の議員が賛成したこと、自民、公明、都民ファが反対しても、小池知事も野党の共同を無視できず、知事提案として出さざるを得なくなっていることなど詳しく演説をした。
この選挙で共産党が伸びれば、もっと都民の願いを実現できると力強く訴えている。この演説をもっと多くの方に聞いていただければ押し上げていける。
明日18日は、14:20鎌倉1丁目ライフ前、15:10高砂駅南口、16:10金町公園で和泉なおみ候補が演説をする予定だ。なお19日は13:00、亀有駅南口、市田忠義副委員長が応援に駆け付ける。
17日12時、金町駅北口、山添拓参議院議員来る
11日の文教委員会で中学生の進路状況が報告されたが、年々、定時制高校、通信制高校に進学する生徒が増えている傾向にある。いじめ不登校、経済的な問題など様々な理由が考えられるが、それだけに選択肢がたくさんあることが必要ではないか。葛飾商業高校定時制廃止など、都教委の定時制高校の縮小計画は、少なくとも現状とは相いれない計画となっていることがわかる。定時生高校を守る会が、14日、金町駅で宣伝をおこない、6月22日(日)には午後1時からTBS「噂の!東京マガジン」が東京の夜間定時制問題を取り上げるとの連絡があった。ぜひご覧いただきたい。
定時制高校守れの先頭に立っている日本共産党都議団を、今回の都議選で伸ばすことが、子どもたちの進路、さまざまな理由で高校に行けなかった方々の学びなおしを保障する確かな力となる。
17日、お昼12時から金町駅北口で山添拓参議院議員が和泉なおみ必勝に駆け付け演説をすることになった。山添拓参議院議員、和泉なおみ候補の演説をぜひお聞きいただきたい。
父の日ということでパートナーから花をいただいた。ありがとう。
各党のポスターに見る 物価対策掲げる政党はどこなのか
公営掲示板に候補者ポスターが貼りだされている。改めてどんなスローガンか見てみると、共産党和泉なおみは「暮らし・福祉を都政の真ん中に、消費税減税、賃上げ」、自民「葛飾新時代」、公明「やらねば誰がやる、本気の物価高対策」、都民ファ「葛飾区と都政のかけ橋に」、立民「私は信念を貫く」、国民民主「東京都の未来へ直行」、再生「下町葛飾から東京を動かそう」。共産党以外はこれだけの物価高騰の中、具体的な対策を掲げていないことがよくわかる。
今度の都議選は、その後に続く参院選に大きな影響を与える選挙だ。それだけに物価高騰対策ばどうあるべきか、どの政党が伸びれば真の物価対策ができるのかが問われている。共産党を伸ばして消費税減税へ、農政の転換を、そういう政治の幕あけにしていきたいものだ。
公共施設の転貸が横行する青木区政
柴又7-12-19に「柴又フーテン」という外国人観光客のための宿泊施設がある。旧職員寮を民間活用でリノベーションしたのだが、それでもあくまでもインバウンドを背景にしたバックパッカーを狙った宿泊施設としていた。ところが、コロナ感染拡大によって休業を余儀なくされ、やっと15人以上の団体受付のみの営業を再開した。3月議会で営業状況を聞くと、「外国人技能実習生」が滞在しているとの答弁があった。実態調査を求めると「契約の相手先であるRプロジェクトに何度もヒアリングして確認している」「受け入れについてちゃんと考えてほしいと話しはした」という答弁だった。受け入れがちゃんとできていないことは認めるものだが、実態はもっと深刻だ。運営会社は「Rプロジェクト」ではなく「株式会社ワールディング」という所で、22年4月29日「葛飾区に入国講習施設(アジア人材キャリアデザインセンター)を更新しました」とプレスリリースしている。この施設では技能実習生が日本に入国した後1か月程度の座学講習(入国後講習)が義務付けられているため、そのサービスを提供しているとなっている。明らかに外国人観光客の宿泊施設ではなく、技能実習生の講習施設になっている。住所は葛飾区柴又までしか書いていないため、電話で住所を確認したところ、柴又7‐12‐19と渋々答えた。ここは「柴又フーテン」の所在地だ。契約先は「Rプロジェクト」だが、実際使っているのは「株式会社ワールディング」。転貸だ!本日、所管課に確認したところ、「Rプロジェクトでなければ契約不履行で契約破棄になる。ただ我々はRプロジェクトがやていると話を聞いている」とRプロジェクトがやっていると言っているから問題ないという姿勢に終始している。しかし、実態が違うのに相手がそう言っているということで済む問題だろうか。
この構図は、現在大問題になっているバルアカデミー葛飾校と同じだ。一般財団法人キッズチャレンジ未来と協定を締結し週5日のグラウンド優先利用を承認しながら、実際使っていたのは㈱アメージングスポーツラボジャパンだ。区は「最初からキッズ未来はアメージングに委託していた」と言っているが、委託契約書、委託料、委託内容は?と聞いても「わからない」を繰り返し、アメージングが言っているからだと答弁する。アメージングが言えば白も黒になるのかと言いたい。しかも委員会中に傍聴しているアメージング社員にお伺いを立てて答弁していたことも明らかになっていて救いようがない。
いずれも公共施設を別企業に転貸し利益を上げさせていた。しかも区は知っていて黙認しているから重症だ。「協定」「契約」の締結という形で問題はおきないかのように見せかけ、実際は「協定」「契約」を盾に営利企業の下請け化している。青木区政の劣化の深刻さが現れている。チェック機関である議会のあり方、存在意義も問われている。