区政を正す会の報告会

 葛飾区政をただす会の報告会に参加。「ただす会」は、水元小学校の改築にかかわって仮設校舎の事業者が暴力団と関わっているのではないか、と入札制度をただすところから出発した団体だ。この運動が実って仮設校舎などのリース契約であっても議会報告をすることや、私立保育園の誤支給の問題でも税金の支出の流れをチェックする体制が不充分とはいえ強化された。
 「ただす会」に多くの方が参加し、区政のゆがみを正していく運動が区内全体に広げていただきたいものだ。すでに「ただす会」では、株式会社立の私立保育園の運営費に占める人件費比率があまりにも低い問題や政務活動費のの問題など、踏み込んだ調査をおこなっている。
 今後も、意見交換をしながら、区政のゆがみを正していく運動を大く広げていきたい。そのことが国政のゆがみを正すことにつながる。

葛飾の美術家展


 区内の美術家のみなさんの展示会が、若者の作品も合わせてかつしかシンフォニーヒルズで5月21日まで開催されている。

 中学2年生の作品。小さい頃から描いてきた絵を写真に撮り順番に張り付けた作品で、作者自身の14年間を感じてほしいとのこと。

 高校3年生の作品。勉強、家族、友人などをおろそかにしてきた自分自身を後ろ姿でえがき、おろそかにせず対応すれば展望が見える、ドアを描くことによって、無理せず逃げ出すこともできること描いている。
 2人が何を表現しているのかの説明を読んでただただ感動。若手作品はこれ以外にも多数あり、もちろんベテランの作品も展示されている。この葛飾美術会顧問の土井豊さんは、29日から古典を開催されるとのことだ。

月1回の水泳授業


 葛飾区は学校外の民間温水プールを使った水泳授業の民間委託を昨年12校で強行した。その結果は、区教委のアンケートでも学校からの移動における負担、移動時間がもたらす他の授業への影響が「ある」と答えた教員が8割になっていることからも失政と言わなければならない。300人近い児童が「楽しくない」「やりたくない」と否定的な声をあげたことを直視すれば民間委託は中止して学校プールを活用した水泳授業に転換すべきだ。
 ところが、今年度は2倍の24校実施するとしている。しかし、その実態はどうか。添付している資料は、区立小菅小学校の水泳授業の予定日だが、各学年とも6月からほぼ毎月1回で12月までに7回の授業を実施することになっている。毎月1回程度の水泳授業で泳力が身に着くのだろうか。学校内に温水プールがあるならまっさしも、わざわざ寒い時期になぜ学校外の温水プールに移動しなければならないのか。明らかに水泳授業を民間丸投げにした教育の放棄である。水泳授業ではなくアリバイ授業だ。葛飾区の教育行政のゆがみが伺える。

月1回の水泳授業


 葛飾区は学校外の民間温水プールを使った水泳授業の民間委託を昨年12校で強行した。その結果は、区教委のアンケートでも学校からの移動における負担、移動時間がもたらす他の授業への影響が「ある」と答えた教員が8割になっていることからも失政と言わなければならない。300人近い児童が「楽しくない」「やりたくない」と否定的な声をあげたことを直視すれば民間委託は中止して学校プールを活用した水泳授業に転換すべきだ。
 ところが、今年度は2倍の24校実施するとしている。しかし、その実態はどうか。添付している資料は、区立小菅小学校の水泳授業の予定日だが、各学年とも6月からほぼ毎月1回で12月までに7回の授業を実施することになっている。毎月1回程度の水泳授業で泳力が身に着くのだろうか。学校内に温水プールがあるならまっさしも、わざわざ寒い時期になぜ学校外の温水プールに移動しなければならないのか。明らかに水泳授業を民間丸投げにした教育の放棄である。水泳授業ではなくアリバイ授業だ。葛飾区の教育行政のゆがみが伺える。

コロナ5類へ

 本日5月8日からコロナ5類へ移行。確かに感染者数が減少する中、またワクチン接種も進む中、どこかで転換しなくてはいけないかもしれない。しかし、後遺症の問題や高齢者施設でのクラスターの問題などを考えれば、5類相当に移行しても公費負担のあり方は議論が必要だと思う。
 ニュースを見ていると、飲食店での消毒液の設置なども含めて感染対策が次々とやめていく姿が報道されている。入店する時に消毒することをやめる必要があるのだろうか。むしろ定着させたほうがいいのではと思うのだが、撤去するシーンを映し出している。かなりの圧力を感じる。
 マスク着用についての私の考えは、コロナ体験を通じて、いかに咳エチケットに無頓着だったか、自分のくしゃみや咳に、周りの方々に不快な思いをさせていたことに本当に反省している。また健康管理の問題でも過信がある。全国的にもマスクを着用した結果、風邪やインフルエンザを抑制できたことを考えれば、マスク着用は自らの健康管理にとって有効だと思っている。なので今後、人かどうかではなくて、自分にとって場所に応じてマスクを着用する生活になるだろう。

区政報告会

 先月30日に続き、本日は新小岩地区センターで区政報告会。昨日までと違って、あいにくの雨だったが、参加者から非課税世帯などへの給付金、無所属議員との共同の広がり、保育の質の問題など質問や意見も出された。

 昨日は、映画「ハマのドン」を鑑賞。カジノが争点となった横浜市長選挙で、無名の新人候補が圧勝する。横浜の港をしきる藤木会長が「カジノは造らせない」と頑張っている姿を追っている。映画の主役はあくまでもこの藤木会長こと「ドン」なのだが、私はカジノを許さない市民運動だと思った。「ドン」も「市民運動にかける」と選挙に臨み、勝利後には、「主権官邸ではなく、主権在民になった」との言葉が印象的だった。政治を変える力は市民運動野党共闘だと改めて確認できた映画だった。